2012年5月15日火曜日

宮川接骨院:こんな痛みはありませんか?


応急処置

痛みの種類

一言に『痛み』と表現してしまう症状も、疲れ・硬さからくる『筋緊張性(疲労性)の痛み』と細胞・組織自体が損傷しているときにでる『炎症性(外傷性)痛み』の二種類に大きく分かれます。

筋緊張性の痛み
硬くなっている状態なので、温熱・マッサージなどをし血行を促し柔軟性のある状態にする。

炎症性の痛み
怪我をしている状態なので、アイシング・安静(RICE)をし、筋緊張性の痛みに移行したら処置を変える。

この二種類の痛みは、同じ『痛み』と表現されるのですが、処置が全く違うので、間違った処置をしてしまうと、【処置をしているのに良くならない】ということになります。
早期回復には、『痛み』の種類を見極め症状にあった処置をしましょう。

RICE

もしも、ケガをしてしまったら、すばやく適切な処置ができるかどうかで、回復に大きな差が出てしまいます。けがのちょくごには「RICE」と呼ばれる、応急処置のテクニックが有効です。

Rest 安静

○床やいすに座るなど安静にし、二次的な悪化を防ぐことが大切です。

Icing 冷却

○患部を冷やすことで、腫れや痛みをやわらげます。

Compression  圧迫

○適度に圧迫することでハレの進行を抑え、痛みを軽減します。

Elevation  挙上

○患部を心臓よりも高く挙げて内出血を防ぎます。

新しくケガをした時だけではなく、一度良くなっていたのが再度ひどくなった時など痛みの強いとき(急性期)には「RICE」が処置の基本になります。
※あくまで応急処置なのでできるだけ早くしっかりとした治療を受けるようにしてください。

肩の痛み・・・

肩関節の構造

ほかの関節(たとえば肘・膝など)は骨同士ががっちりと組み合っているので一方向にしか曲がりませんが、肩は腕の骨の球になっている部分が、肩甲骨の小さい皿の部分で接しているだけで組み合っていません。肩は前後左右斜めと自在に動きますが、それはこの組み合っていない構造のおかげなのです。

しかし、可動域(動く範囲)が大きいということは、それだけ不安定になるということです。では、そのままではぽろっと落ちてしまいそうな腕の骨をどうやって支えているのでしょうか?4本の筋肉が肩甲骨から腕の骨の球の部分に覆いかぶさるようについているのです。

この4本の筋肉は、それぞれが別の方向から腕の骨を吊るすように支えています。
肩関節は、骨同士の組み合わせではなく4本の筋肉によって支えられているという特殊な関節の構造をしているのです。

痛めやすい肩関節

なぜ肩は痛める事が多いのでしょう?

その理由の一つとして肩関節の構成に関係があるのです。
「肩関節の構造」にもあるように肩関節は他の関節と違い特殊な構成になっています。
その特殊な作りがあるお陰で様々な角度に腕を動かす事が出来るのです。しかしその特殊な構造も好い事ばかりではないのです。男性の腕の重みは約6㎏~8㎏、女性で5㎏~7㎏あると言われています。ただ、真っ直ぐに立っているだけでも常時その重量が四本の筋肉に負担となっているのです。
例えばカバンを持てばカバンの重み分、肩関節の四本の筋肉は負担がかかっている事になるし、重量物を持てば持つほどそれが負担となるのです。その負担が始めはダルさや違和感となり最終的に痛みへと以降していく事が多いのです。肩関節は人間の関節の中で最も高性能に作られていますが、それゆえ痛め易い関節の一つでもあるのです。

四十肩・五十肩

正式には「拘縮性肩関節炎」といい、腱板損傷の状態を我慢・放置していると、どの方向にも肩関節が動かなくなり四十肩・五十肩になってしまいます。
肩を支えている4本の筋肉全てが硬くなり萎縮してしまっている状態なので、基本的には「痛みのない程度の運動」「筋肉をほぐす」「温める」が治療法になります。ただ、筋肉が硬くなり萎縮している状態というのは、何かのきっかけで腫れて痛みが出やすい(急性期)状態でもあります。この急性期の時に「痛みのない程度の運動」「筋肉をほぐす」「温める」という治療を継続して行ってしまうと腫れ・痛みが強くなり夜寝ている時に疼くなど強い痛みが出てきます。やはり急性期には、「安静」「固定」「アイシング」が必要になります。ただでさえ四十肩・五十肩というのは、治療が長期間になりやすいものですが、急性期か急性期ではないかの判断を間違い間違った治療を継続してしまうとますます治るまでの時間が長くかか� ��てしまいます。


歯茎で鎮痛剤を入れて

腱板損傷

腱板とは、肩の構造の中にあった腕の骨をつるすように支えている4本の筋肉の腱の部分のことで、肩の内側(深層)にある筋肉なのでインナーマッスルとも呼ばれています。また、肩の外側(表層)にある肩を動かす筋肉のことをアウターマッスルといいます。このインナーマッスル(引きつける)とアウターマッスル(振り回す)のバランスが崩れてしまうと腱板(インナーマッスル)の損傷を誘発することになります。もちろん転倒したり、無理な動きを強制されたりした時も腱板は損傷します。


4本の内どの筋肉の腱を痛めているかによって、痛みの出る動作が違うのが腱板損傷の特徴ですが、4本で肩を支えているので痛みが長期間になるにつれ痛みの出る動きが増えていき、どう動かしても痛みが出る様なり四十肩・五十肩といわれるものに移行していきます。もともと肩関節は治りの良い関節ではありませんが、四十肩・五十肩になってしまうと治療が長期間になることが多くなりますので、痛みを感じたら早めの治療をお勧めします。

肘の痛み・・・

テニス肘

日常生活において、それほど負担をかけた覚えも無いのに、肘周囲に違和感また痛みを覚えたことはないでしょうか。多くの場合、このような痛みは筋肉痛と勘違いされ、時間がたてば治ると思われがちです。しかし、決してそのようなことは無く数週間たっても症状が改善しない場合が多いのが現実です。このような「肘の痛み」は医学的には『上腕骨上顆炎』といわれるもので、手首や手持を頻繁に使う方に多く見られる症状です。例えば、パソコンの使用率の高い方や、手先を使う仕事に携わっている方、また、スポーツではテニスプレーヤーに多く見られます。

では、このような症状を自覚した場合どうすればいいのでしょうか?するべきことは、その症状によって異なります。症状によっては、アイシング等による安静が必要な場合もあれば、ストレッチ等により筋肉を動かす必要がある場合もあり、その判断を誤ると症状は軽減するどころか逆に悪化させてしまう恐れがあります。症状軽減のためには、症状に合わせた適切な処置が必要です。加えて、症状の再発を防止するためにも、日常生活の改善が必要になってきます。

肘内障

肘内障とは肘関節の亜脱臼のことで、小児における肘の外傷(ケガ)の中で最も頻度の高い疾患の一つです。2~6歳に多く、再発を繰り返しながら、いつのまにか加齢と共に発生しなくなります。
橈骨頭が未発達なために輪状靭帯との引っ掛かりが少なく、急に手を引っ張られたり、腕を下にして寝返りした際に、逸脱して(くぐり抜けて)発生します。また、転んで手を衝いた後肘を痛がる時は、骨折の可能性があります。


肘内障は骨折と違ってほとんど腫れを認めませんが、激しい痛みをともないます。手の平を上に向ける動きを極端に嫌がり、腕をだらりと下げ、腕を全く動かそうとはしません。整復される(関節が正常にはまる)と、急に泣きやみ、腕を動かします。整復の有無は万歳が出来るかどうか・手の平を上に向けられるかどうかで判断します。整復されればほとんどの場合その後の治療を必要ありませんが、成長と共に骨がしっかりと発達するまでは、2度・3度となる可能性はあります。(小学生になるころには、骨も成長し、抜けることはなくなります。)

足指の痛み・・・

アキレス腱断裂

スポーツや日常生活での階段の踏み外し、椅子などからの着地で起こり、年齢や疲労によってふくらはぎの筋肉が柔軟性を失っているとより起こりやすくなります。
ブチッと音がしたり、蹴られたような衝撃がしばしば感じられ、「患部が凹む・ふくらはぎをつかんでも、足首が伸びない」といった特徴があります。

4週間以上のギプス固定が必要になります。その後短縮し、固まった腱・足関節のリハビリに移行します。激しい運動に復帰する場合など、手術をしたほうが良い場合もありますが、日常生活程度であれば、手術なしの保存療法で予後良好となります。

足関節捻挫

走っていてつまずく・階段を踏み外す・強く踏み込むなど日常生活の動きの中で多く起こってしまいます。一瞬しかひねっていない場合もあり、いつひねったか覚えていない人も多くいます。

捻挫の種類

内返し捻挫             

外返し捻挫


 


"脳の頭痛のうずき痙攣"

損傷程度の分類

程度      軽度                    中度                 重度

損傷度合い 靭帯の瞬間的伸張        靭帯の部分断裂          靭帯の完全断裂
        靭帯の傷口は小さい       靭帯の傷口が大きい     
腫れ      少ない                   様々                 多い
治療方法  包帯・テーピングによる固定     テーピングによる固定     テーピングや副子・
                                                ギプスを用いた固定

固定期間  1~3週間                3~5週間             3~6週間

詳細は捻挫を参照ください。

首の痛み・・・

寝違い

「寝違い」とは、痛みにより首や肩甲骨の動きが著しく制限された状態のことを言います。長時間不自然な姿勢、疲労が蓄積された(疲れて変な姿勢で寝てしまう)ときによくおこります。筋肉の防御反応的な異常収縮が起こり、その急激な収縮により炎症を引き起こすのです。炎症が起こっているのに肩凝りだと勘違いをしてお風呂で温めたりマッサージをすると症状は悪化し、治療にも時間がかかります。「寝違い」になりしばらくたってもなんともいえない痛みが残っていたことはありませんか?最初に適切な判断をし適切な処置ができていれば治療に時間はかかりません。

鞭打ち

「鞭打ち」は、外からの力により頭部が激しく前後に揺さぶられ、首の骨(頚椎)や周りの靭帯・筋肉・椎間板等が損傷を受けて起こる諸症状のことを言います。受傷のとき(自動車での急ブレーキ・後方からの追突)の頭部の揺れが鞭の先のような軌道を描くため「鞭打ち」と言われています。

急ブレーキ!!          

後方より追突!!

交通事故で「鞭打ち」になると、受傷直後に何の症状も出ていなくても1週間後には首が回らないといったことがある為、受傷後1週間は経過観察が必要になります。また交通事故による場合は、きっかけになる外力が大きいために「寝違い」などほかの首の痛みに比べると治療が長期間必要になります。適切な処置を症状にあわせて行わなければ慢性的な首の痛みとして残ります。

手の痛み・・・

腱鞘炎

腱鞘とは、字のごとく腱の鞘(さや)であり、指の関節などにだけある。このトンネルのような腱鞘があることで、腱自体への摩擦による負担を軽減させています。

この腱鞘が炎症を起こして団子状になった状態を腱鞘炎といいますが、一回の大きな外力でなるのではなく、ピアノやパソコンなどのように指を使う動作の反復により炎症を起します。炎症を起すと腫れてしまう為、腫れている部分でだけ(ある角度でだけ)引っかかってしまいます。指は日常生活の中で使う頻度が高い為放っておくと、どんどん症状が進んでいき、だんだん指が曲がらなくなります。

腰の痛み・・・

ぎっくり腰

腰痛の中で聞くことの多い「ぎっくり腰」ですが、腰がどのよな状態なのでしょうか?「ぎっくり腰」とは、背骨の腰の部分の関節面(体重のかかる場所)で起こる捻挫(炎症)のことなのです。

もちろん「重い物を持つ」など大きな衝撃が腰にかかりなることもありますが、もともと腰を支えている筋肉が疲れて硬くなってしまっている時には「朝の洗顔」などの日常的に行っている動作の中でなってしまうこともあります。中には初期症状は気になる程度のもが徐々にひどくなり動けなくなってしまうこともあります。関節面の炎症がある為、動きをかえる際に特徴的な痛みがあります。痛みが強く出ることの多い「ぎっくり腰」ですが、的確な処置をすると2,3日で痛みが激減するのも「ぎっくり腰」の特徴です。


シルデナフィル筋肉痛

ヘルニア

腰痛にかかった人も、またそうでない人でも一度は耳にしたことがあると思いますが、実際どのようなものを「ヘルニア」というのかご存知ですか?正式には「椎間板ヘルニア」といい、「椎間板」とは、背骨の骨と骨の間にあるゼリー状の衝撃を吸収するもので、「ヘルニア」とは、体内の異なる場所に飛び出す疾患のことを意味する言葉です。つまり「椎間板ヘルニア」とは『背骨の骨と骨の間にあるゼリー状の衝撃を吸収するものが異なる場所に飛び出す疾患』ということです。

椎間板が飛び出している時点で「椎間板ヘルニア」と診断されてしまいますが、特徴的な「脚への痺れ」「脚の筋力低下」といった症状が必ず出る訳ではなく、『手術』を必要としない症例のほうが多くあります。症状のまったく無い場合でも検査をすると「椎間板ヘルニア」と診断されることもあり、「椎間板ヘルニア」=『手術』(怖い)ものではありません。どの程度の「椎間板ヘルニア」でどのように対応すればよいのか判断することが一番大切になります。

基礎知識

アイシング

痛みがあると温めてしまう方が多いと思いますが、【痛みの種類】で説明させていただいているように炎症性(急性)の痛みにはRICE処置特にアイシングが必要です。

アイシングをすると・・・

1 炎症による熱をとり、「熱感」を抑える。
2 血管を収縮させ、損傷部における「腫れ」を最小限に抑える。
3 神経の伝達速度が遅くなり、「痛み」を感じにくくなる。

アイシングによって初期の炎症症状の「熱感」「腫れ」「痛み」を抑えることにより損傷部の回復も早くなります。

冷やし方  
   

氷のうの作り方

効果的なアイシングのポイント!

1体の曲面にフィットするように氷のう・柔らかい(硬くならない)アイスノンを使用する。
2タオル等を間にはさみ「ひんやり気持ちいい程度」の冷たさに調節して冷やす。※痛みの伴う冷やし方は凍傷につながります。
3深部まで冷却効果を浸透させる為に、長時間持続して冷やす。(1時間程度)

炎症

炎症とは何らかの力が加わり、細胞自体が損傷してしまったときに起こる反応(急性期に起こる反応)のことで、発赤・腫れ・痛み・熱感・機能障害といった特徴的な症状があります。

炎症反応の過程
1.損傷→2.傷口からの出血(これに伴い症状がでてきます)→3.出血が止まる→4.薄い組織が傷口を覆う(この段階になると症状が落ち着きます)*ⅰ→5.傷口をふさいでいる組織が徐々に丈夫になる→6.傷口をふさいでいた組織が損傷を受ける前の状態に戻る*ⅱ
*ⅰ:4.の段階で症状は一応落ち着きますが、再度損傷しやすいため注意が必要です。
*ⅱ:6.の段階で組織が元の状態に戻るまでは、使い方によっては痛みを伴うことがあります。

処置
「RICE」(痛みを伴うことはできるだけ避ける)
してはいけない事
炎症がある状態で、患部へのマッサージ・温熱は絶対にしないで下さい!
⇒炎症がある状態は患部に傷口が開いている状態なので、開いている傷口をマッサー・温熱を行うと、血流がよくなり、出血がひどくなるので症状が増強し、治りが悪くなります。

骨折

骨折とは言うまでも無く骨の損傷のことですが、一般にヒビと呼ばれるような不全骨折や、骨膜の損傷も含め骨折に分類されます。
骨折がおきると、ほかの損傷(靭帯・筋等の損傷)とは明らかに違う強さの痛みや腫れ、固有症状がでます。また、蒼白・虚脱・冷汗・脈拍触知不能・呼吸不全といったショック症状が出ることもあります。

骨折の固有症状
1異常可動性→骨折部の異常可動性
2軋轢音(あつれきおん)→骨折端の触れ合う音
3転位・変形→骨の位置がずれる
4マルゲーヌ骨折痛骨→折線に一致した限局性の局所圧痛

整復
骨折をしてしまうと、損傷のときの外力や、自分の筋力で骨がずれた状態になることがあります。そのずれてしまった骨を元の状態に戻すことを整復といいます。
固定とリハビリ
整復後ギプス固定やシーネ(副子)固定といったしっかりとした固定が必要になります。固定期間は骨折の部位・年齢・折れ方により変わります。
リハビリにかかる期間は基本的に固定期間の2倍かかると言われています。

靭帯

靭帯は、細い繊維が集まって綱の様な状態になっています。一般に「靭帯が伸びた」と言う状態は、その繊維の一部が損傷している状態で、すべての線維が損傷した状態を「靭帯断裂」と言います。


治癒機序

正しい処置が出来ている場合、2~3週間後【固定を除去する】には靭帯の損傷部分に新しい細胞が集まって傷口をふさぐ。(まだ損傷以前のような柔軟性・強度はありません)約2ヶ月後【運動などにもほとんど影響が無くなる】軽度の乱れや細胞数がやや多い点はあるものの、正常に近い状態にまで修復される。(完全にもとの状態に戻るのは6ヶ月から1年ほどかかる)

捻挫した後

的確な処置を行うことで、ほとんどのものが完全に治癒する。しかし、これらの損傷を軽く見ると長く症状は残り、関節の異常可動性・かばった使い方による他部位の痛み・関節変形などの関節機能障害を残すことがある。
癖になる?

捻挫

いわゆる靭帯損傷では、初期治療(特に固定と安静)を徹底しなかった場合靭帯自体が、伸びた状態で治癒してしまう。靭帯が伸びたままになると関節の安定性が十分に得られなくなる。このようになってしまうと、関節のぶれが少しの外力でおきる。ぶれがあると力がかかるべき方向以外に、それてかかってしまい結局は靭帯に過度のストレスがかかり、靭帯の損傷を誘発することになる。これが、一般に言われている「捻挫は癖になる」という部分であり、初期治療さえしっかりできていれば捻挫は癖にならない!

疲労骨折

ランニング、ジャンプなど1回では何ともない運動や衝撃により、ダメージが蓄積し生じる。針金を何度も曲げているとやがて折れてしまうイメージ。
骨折とはいえ初期では運動が出来ないほどの激痛はなくトレーニングを継続して悪化させることが多い。
成長期(骨が成長しきっていない)、閉経後の女性(ホルモンの低下による骨粗鬆症)、若年の女性アスリート(激しい運動による月経異常により骨粗鬆症)に起こりやすい。
疲労骨折が疑わしい場合にはレントゲン検査を行いますが、初期にははっきりとした一般的な骨折と違い骨折を認められないことが多くあり2~3週間後に初めて確定診断できる事が多くあります。

骨折と疲労骨折の違い

骨折     

疲労骨折

骨折とはいえギプスなどは必要ない場合が多くテーピングや圧迫固定包帯で固定し、安静・冷却するのが通常です。治療を始めると痛みは早く引くことがありますが、すぐ運動を再開すると再び悪化します。安静期間は個人差があり、1ヶ月~3ヶ月ぐらいが目安になります。

変形

変形でお悩みの方の多くは、「変形しているから…」「もう年だから…」となかばあきらめているように思います。本当に諦めるしかないのでしょうか?

変形=痛み?

何気ない動きの中で体を支えている関節には大変な負荷がかかっています。その関節が滑らかな状態ではなく、変形のためゴツゴツした関節になっているのですから、痛みは出やすくなります。『変形=痛み』ではありません。変形がある為に腫れやすくなり、腫れるから痛いのです。『変形⇒腫れ(炎症)⇒痛み』なのです。変形してしまった関節を元の状態に戻すことは出来ませんが、腫れないように気をつければ痛みは出なくなります。

変形の起こり方

 1                 

正常な関節


 2

何らかのきっかけにより炎症が起きる


 3

炎症の熱で滑液が乾く


 4

滑液がなくなり、骨同士の摩擦で軟骨に傷がつく

  
 5

傷が修復する時に元の状態よりも大きく再生する        


 6 

4.5の繰り返しにより変形が進行していく

年齢と変形

変形は年齢に関係なく、痛みを我慢しすぎると若い人にでも起こります。上の図でもわかるように、炎症の起こりはじめで適切な処置が出来れば変形は起こりません。変形の予防・進行防止には初期治療が大切です。くれぐれも我慢をしすぎないように!

交通事故での痛み

【交通事故での痛みで悩んでませんか?】

交通事故によるケガ(むちうち・腰痛・手足の障害)などでお悩みの方は、当院まで相談して下さい。

【こんな方にお勧めいたします】

■鞭打ちで悩んでいる
■頭痛や吐き気などが続いている。
■手・足などの痺れがある。
■交通事故での痛み全般

【治療内容】

患者様の痛みやだるさを一日でも早く失くすため、その方に適した治療プログラムをたて早期回復のお手伝いをさせて頂きます。


【自倍責保険の取扱い】

事故後、医療機関(宮川接骨院含む)にて診断書・施術証明書を発行してもらい警察に届ける
※ 人身事故扱いの方は、負担金0円で治療を受診出来ます。
※ 詳細はお問い合わせ下さい

【治療費】

自己負担金0円(保険会社からの支払いになります)

今までの当院が取扱った多くの事故事例より、個別のケースに合ったアドバイスを行っていますので安心して治療を受けて頂けます。



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